毎年『名探偵コナン』の映画が大人気ですが、なぜ入場特典がつかないのか疑問です。
入場特典をつけたらもっと興行収入が見込めるのにと思ってしまいます。
今回は、『名探偵コナン』の映画に入場特典がつかない理由や過去にも入場特典がついた映画はないのか調査していきます。
名探偵コナンの映画に入場特典がない理由
2024年4月12日（金）に公開が決定した劇場版名探偵コナン『100万ドルの五稜星（みちしるべ）』。
今回の映画にも入場特典はありませんでした。
コナンの映画に入場特典がない理由①：特典をつけなくても集客が見込めるから
『名探偵コナン』の映画に入場特典がない理由1つ目は【特典をつけなくても集客が見込めるから】です。
2024年4月12日（金）から公開された『100万ドルの五稜星（みちしるべ）』についての興行収入は公開1日で9.6億円を突破しています。
公開1日で観客動員数63万人、興行収入9.6億円を突破。配給の東宝によると、シリーズ歴代NO.1ヒット作の前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』（2023年4月14日公開／興収138.8億円）対比で112％を記録し、さらなる歴代最高記録の更新を狙えるメガヒットスタートを切った
引用：ORICON NEWS
映画に入場特典を提供する理由は、映画の魅力をさらに高め来場者を増やす効果があるからだと思います。
しかし、コナンの映画は公開1日の興行収入を見ても関心の高さが伺えます。
入場特典がなくても多くの方が映画館へ足を運ぶことが分かっているため、入場特典を提供していないと思われます。
コナンの映画に入場特典がない理由②：コストや人件費の削減
『名探偵コナン』の映画に入場特典がない理由2つ目は【コストや人件費の削減】です。
- 特典を制作して全国の映画館へ配送
- 上映日まで各映画館で保管
- 上映初日は人員増員して対応
これらのコストや人件費が発生すると考えられます。
特典がなくても集客が見込まれるような人気作品の場合はあえて特典をつけないという選択をしているのかもしれません。
コナンの映画に入場特典がない理由③：中身で勝負したい
『名探偵コナン』の映画に入場特典がない理由3つ目は【中身で勝負したい】です。
2023年：黒鉄の魚影（138.8億円）
2022年：ハロウィンの花嫁（97.8億円）
2019年：紺青の拳（93.7億円）
このように興行収入は年々右肩上がりになっています。
2024年の『100万ドルの五稜星』は昨年の『黒鉄の魚影』を越えるといわれていますので、映画の中身だけで勝負したいのかもしれません。
特典欲しさに映画のチケットを購入するのではなく、映画に興味を持った人がチケットを購入した額と考えるとコナンの凄さがよく分かります。
過去に入場特典を配ったことがあった
実はコナンの映画は過去に入場特典を配ったことがある
過去に3回だけ入場特典を配っています。
2016年『純黒の悪夢』：過去の映画を1本見ることができるシリアルコード
2018年『ゼロの執行人』４ＤＸリバイバル上映：コナンと安室さんのイラストが載ったポストカード
2022年『ハロウィンの花嫁』リバイバル上映：コナン、高木刑事と佐藤刑事、警察学校組のイラストカード
しかしコナンの映画は特典重視じゃなくて、ストーリーやキャラクター重視で興行収入に現れていると思います。
興行収入1位の『黒鉄の魚影』は灰原哀や黒の組織、赤井さんと安室さんの人気キャラがメインで且つストーリーの面白さで歴代1位になっています。
まとめ
今回は、コナンの映画に入場特典がない理由は？映画の中身で勝負したいから？についてまとめました。
入場特典がないのはコナンが人気すぎるからということですね。
